なりたいスタイルを叶えるために繰り返されるヘアカラーやパーマ、縮毛矯正など、髪は常にダメージと隣り合わせと言えます。
複合的な髪悩みが増えてくる大人世代にとって、パーマやグレイカラーといった髪を美しくするための施術が、かえってダメージに繋がってしまう場合も……
そんな時、傷んだ髪を上手にリカバリーするためには、どんなケアが必要なのでしょうか？
美容師さんが自ら試して納得した、失敗しないヘアケア選びのコツを伺いました。

今回のインタビューサロンは、神奈川県にあるbless横浜店、ゼネラルマネージャーの山本潤さんとケアリストの松橋舞香さん

エイジング毛とブリーチ毛の意外な共通項

山本：僕たちのサロンの場合は10代から上は80代まで、中には母娘2代に渡っていらっしゃる方もおり、 幅広い世代にお越し頂いているのですが、全体のカラー比率が60％以上あります。コアターゲットは30代の働く女性ですが若い方も多いので、ここ数年はトレンドのハイトーンカラーをはじめ、インナーカラーやアクセサリーカラーなど、カラーで遊ぶことに抵抗がない層が増えていて、40代、50代でもフルでブリーチされる方もいらっしゃいます。
若い方のトレンドが、大人女性に移行していくことはよくあることなので、今後大人世代のヘアカラーも白髪染めだけでなく、テクニカルなデザインカラーが増えていくのではないでしょうか...ただ気をつけて施術をしていてもケミカル施術はやはりダメージが避けられないのが現状です。

松橋：特にハイブリーチは薬剤も進化しているものの、通常のカラーよりも強力で特殊なイメージがありますね... そんな中で、お母様が元々ナノアミノプレミアムをご愛用で、その娘さんがハイトーンカラーに染めた後、普段のシャンプーではなく、ナノアミノプレミアムを使ってみたところ、すぐに違いを実感して、今では母娘で愛用していると伺ったことがあります。 元々ナノアミノプレミアムは大人世代に支持されているシャンプーですが、良いものは若い人が使ってもはっきり違いを実感していただけるのだなと思いました。

山本：エイジングで細くスカスカになった髪と、ケミカル施術を繰り返してダメージで弱くなった髪はどちらも栄養が足りていない状態なので 2つの髪の状態は非常に近しいものがあります。